受験を志したものの受験が怖い、受験日までうまくたどりつけるか不安。
どんな家族にも不安はある。
受験に絶対大丈夫はないから小学校受験ほど不安定な試験はない。
ペーパーだけで合否が決まることはほとんどなく面接や、行動観察、実技などたくさんのものを要求される。
単に出来がいいではだめ。
ペーパーがない学校さえある。
試験当日の子供の体調によって結果が左右されたり、天候で左右されることもある。
雨の日に服が濡れてしまったり、泥で濡れてしまったり、水たまりに足がつかって気になる。
体調を万全に整えても思いもよらない落とし穴にがあることも。
アクシデントはつきものでそれをどう乗り越えるか。
「あ、そんなの大丈夫」
何食わぬ顔で送り出す親の力が試される。

どんなにできる子でも発揮できるのは持っている力の7.8割程度
当日は模試とは違う雰囲気がある。会場が近づくにつれ明らかに雰囲気が異なる。
子供のためといいながら右往左往させられるのは子供。
弱音をはきだしながらでも最後まで走りきることも親の責任。

子供にプレッシャーをかければかけるほど親自身の首を絞め、面接がうまくいかなくなる。
緊張して何も話せない、用意しておいた回答を丸暗記で言ってしまい感情が伝わらない。
親で落とされてはこまるので子供で挽回させようと子供にプレッシャーをかける。
一番怖いのは親の様々なミスを振り返ることなくすべて子供の能力がなかったからだと押し付けてしまうこと。
小学校受験をした記憶は子供の中で長期間残る。
不合格になった悔しさは本人が一番感じている。心に深く刻みこまれる。

子供を信頼すること。
受験まで歩んできた過程こそ後まで残る大きな財産。
親がブレなければ子供は合格します!!
福澤晃典著


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