小学校受験、図形の教え方
小学校受験の問題で回転図形は必ず通る道だと思います。
そしてこの図形問題の出来具合が合否に大きく影響するとも言われています。
図形構成、図形分割が図形の課題の6、7割を占めていたが(こぐま会談)最近では線対称、重ね図形、回転図形の問題が増えてきている、考える力が試されているとのこと。
図形問題の種類と学習順
学習順としては1から順にやっていくのが基本です。
1、図形構成
基本の基本はここから、頭の中で図形自体をを回すということの練習になる。
回すとどうなるかの想像力がつく。
2、同図形発見
違いを見つかる力をつける、集中力がつく。
3、点図形
線をぴしっと書くことを意識させる。
点が何個分の線か意識させる。
一瞬暗記も必要になるし、慎重に書く癖がつく。
簡単な点図形が苦手だったらひも通しも併用してやってみるとよい
4、図形分割
選択肢の中で大きい図形から線を書きいれてみる。
パズルが得意な子は楽勝な分野。
考える力がつく。慣れてくると子供のほうが早く解ける。
図形構成と関連が高いので図形構成ができているならほぼできる。
5、線対称
折り紙を使って教えるのが一番わかりやすいと思う。
6、重ね図形
片方(線が多く書いてある方)に片方(線が少ない方)を書き入れるとわかる。
繰り返せばわかるようになってくる。
100均の透明の下敷き2枚買ってきて絵や図形を書かせて重ねて遊ぶと勉強ぽくなくできる。
7、回転図形
いきなり回転図形やらせてないですよね、できないのはちゃんとステップを踏んでいないことも要因の一つ。
ステップを踏んで学ぶのが回転図形の解法の近道です。
回転図形の教え方
・問題をコピーして切って実際に回転させてみる、あるあるですがやはり目の前で見せたほうが理解が早い。
直前期になりどうにもこうにも回転図形ができないときの最終手段は以下です。解法を教えるのは大人の押し付けでありよくありません。最初からこの問題はこうして解くの!というと嫌になる可能性大です。
・図形の横に線を引いて基準線を利用して解く
(どれが違うでしょうバージョン問題)
まず、自分で見やすい図形の位置に下線(地面)となる部分をつける
すべての図形の同じ場所に下線を引くと違いがすぐ分かる。
(右に3回転したらどれになるでしょう問題)
これも基準となる場所に線と番号をを記入するとわかりやすくなる。
3回転したら3番の線が上になったとき。
ただこの上記のやり方だとプリントの初期の問題は解けますが回転の難問は解けないでしょう。
(マス目たくさんのとき、上記の線を引くのがいまいちの問題のとき)
一点だけに注目して解き進める
●だけに気を付けて丸がこの先どの位置に行くかを先に考えて、●の右横が■と順にやっていく。
他の空欄を埋めなさいという問題↓
赤丸の部分、一列だけに注目して解く。
▢を書き込み、順々に他のを書き込んでいく。
解けないときはステップを踏んで解かせるか、ブロック遊びさせることが有効だと思います。
中学校受験でも図形が出てきますが実体験を通して遊ばせながら学ばせないと、またできなくなります。
図形が苦手な子には
いきなり頭の中で回転させろ、なんでできないのっていわれても子供は悲しくなります、その前にパズルとかブロックとか十分に遊ばせてあげることは大切だと思います。
日ごろから十分にブロック遊びしていたら回転は余裕で出来ます。ちなみに我が家では
マグフォーマー
小さい子でも使える、展開図は抜群に強くなる。
片付けが簡単。赤ちゃんもがなめてもさっとふけるし、さすがに口に入らないから初期から導入するならこれ。
買う価値は十分にある。
パズル
小さい時から導入してから図形はおもちゃだと思い込ませる。
レゴ
ラキューほどではないが多少指の力を使うので脳にもいいことは間違えなし。
説明書通りに作って、飾るのはやめてほしい。(それ用のレゴは別で買ってね)
何度も壊しては作りを繰り返してほしい。
ラキュー
パーツが小さいので小さい子がいる家庭では、早期に買う必要はない。
口に入れないことが分かった年ごろから。&指先の力がある程度ついてから。
プチッとはめていくときなぜか達成感が得られる。
想像豊かになる。
を取り入れています。
回転図形はこれで遊んでいればすんなり解けます。
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