図形系列の問題
規則性を見つける図形系列問題。
結構ひっかかりがち。難問はほんとに難しい。最初が空欄だと急にわからなくなったりするもの。
最初は焦らず、基礎の基礎から始めるのがポイント。
下手にちょっと難しい問題を出して教えて嫌気がささないようにするのが大切。
与える問題を厳選する必要がある。
なかなか正解が導けない子には
おはじき、マグネット(百均とかのカラーマグネット)なんでもいいので同じカラーのものを何個か用意しておいて
赤、青、黄、赤、青、黄とひたすら並べる。
その時に口に出して「あか」「あお」「き」「あか」「あお」「き」と言っていく。
順番に並んでいるんだという概念を教える。
このころはひとりでとっくんのプリントも難しいので
シールが好きな子はシールでもいい、同じ柄のを用意しておいて
うさぎ、くま、ねこ、うさぎ、くま、ねこ
と順番に貼る。
ある程度慣れてきたら、3つずつの繰り返しではなく、4つずつにしてみる。
2つの解法
・同じ記号を見つけて、右手と左手の人差しで一つずつ指しながら順に追っていく。(右のほうにずらす)
・口に出しながら(まる、さんかく、しかくと言っていく)
問題が難しくなってきたら
・指さしが左の方にずれるのもできるようにする。
・数をこなしていくと同じ図形が続くこともあるのでそういうパターンがあることを教える。
・空欄に予想を書いて、もう一度順に追っていく。
大体3つずつか、4つずつのパターンが多い。まとまりをみつける。
わが子の場合3つおきに縦棒を書くようにしていた。そうすると空欄に書くものが間違えにくくなった。
問題数をこなすとあらゆるパターンに対応できるようになる。
これはこういうパターンだねと解説するとよい。
最終的にはスピードアップできるよう、時間を決めて集中して解く練習を。
数検
数検のかずかたち検定のシルバースターにもこの手の問題があるので
少しできるようになったら、数検を受けて
褒め褒め作戦でやる気をUpさせてもいいのではと思います。
ひとりでとっくん09 図形系列
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