協調性はいろんな学校でチェックされる課題ですが、家庭でなかなか対策がしづらい科目でもあります。
園に通っていると育まれるものですが、ある程度は言い聞かせないとできないこともあるように思います。
協調性の基本
教室でこの課題の対策をするときによく言われていたのは
・話し合いをすること
1人で決めない、賛成ならきちんと賛成、傍観者のようにならないこと。
決まらないときはじゃんけん、など対応策を提案できるようにしとく。
話し合うということはどういうことかを教える。
・譲ることも時には必要
リーダシップをとる子に育てがちですが譲れるか、相手を思いやれるかも大切。
・指示されたルールを守れるか
指示が理解できているか、自分勝手にやっていないか。
途中で別のことをしたりと幼児は脱線しがち。
課題のある遊び
協調性を見るとき何かしらの課題が一緒に出ることがあります。
・ドッジボール
・積み木などを高く積み上げる・・どうやったら高くできるかを話し合えるか
・椅子取りゲーム・・自分中心で我が強すぎないか
・ハンカチ落とし・・ルール自体を知っておく
・ドミノ倒し・・壊れたときの声掛け
・ごっこ遊び(買い物ごっこ、家族ごっこ等)・・子供の性格、特性がわかる
・絵画、制作・・クレヨンなどの道具を仲良く使えるか、みんなで協力できているか
・じゃんけん電車・・自ら声をかけることが必要、じゃんけんに夢中になりすぎて指示通りにつながっていけないことはないか
自由遊び
自由遊びの場合、人気の道具に集中しがちですがそこをどう譲るかが見られる。
・輪投げ
・ボーリング
・積み木
・おりがみ
・お絵かき
・あやとり
・跳び箱
・平均台
他の子の邪魔をしていないか、最後まで集中してやっているか。
知り合いばかりと遊んでいないか、一人で遊んでいる子にも声をかける。
いろんな場面の協調性
運動テストや、巧緻性のテストの場合も協調性はみられる。
移動中も前の子を押したりしない、指示通りに移動できているかなど友達と関わっている姿を見られる。
あえて集団テストしない学校でも見られているので注意。
行動観察が前年にどんな内容で出たかなど載っています。↑
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