シーソー問題、苦手な子は苦手ですよね。
公園でシーソーやってるのにね、なんて適当な言葉をかけないでほしい。
シーソーでただ遊んでも解けないぞ、と。
親がシーソーの原理をしっかり説明する必要があるし、
最初から実際の試験問題を解かせないでほしい。
必ず簡単な問題から。
問題の解き方
シーソーの原理を理解する
シーソー問題を解く前にしっかり子供に伝えてほしいのはシーソーの原理。
・重いほうが下がる、軽いほうが上がる。(重い軽いの理解は当然のものとして)
そして自身の幼少期の経験から
・現実の重さは全く関係ないことを伝える。
ぞうが必ずしも重いわけではないし、ネズミが一番軽いわけでもない。
私が幼少期シーソーが解けなかった原因はここだと今でも思います。
・シーソーに物(動物など)が多く乗っていれば重いわけではない。
まずは基本の重さ比べから始める。
初級問題の解き方
ひたすら重い(or軽い)ものを見つけていって順に並べていく
問題が2番目に重いものは?
などの場合でも順に考えればわかる。
いつも下(重い)になっているものを探すことからはじめる。
関係性が複雑な問題の解き方
同じものを線で結ぶ。
簡単すぎる問題だと結ぶ必要はありませんが
4者関係くらいになると有効。
重い順に並べるという問題だとする。
線で結べていない、シマウマが一番重いということになる。
次に重いのを考えるときは
一番重いもの(シマウマ)と同じシーソーに乗っている動物を考える。
この場合はクマ。
クマはサルと比較してもウサギと比較しても重い。
ということはシマウマ→クマの順。
次にサルとウサギどちらが重いかということになるが
一番右上の図を見るとサルが重いということがわかり
シマウマ→クマ→サル→ウサギの順になる。
この線を結んで考えるときは
重いものから考えると決めたら重い順にたどっていくことが必要。
解説をわかりやすくするため、簡単な問題でしたが
ちょっと難しめの問題もいろいろ試してみてください。
無料のシーソー問題が載っているサイト
のびらぼのサンプルページ
ぷりんときっずの比べる問題
王道の問題集
シーソー関連知育玩具
男の子は特に好きそう。カエルの天秤は有名ですが恐竜もよい。
こういうもので実体験として学んでおくと、つりあいもわかるし、数の大小も理解しやすいのでおすすめ。
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