ご縁をいただけない子

準備が足りていない

明らかに子供の潜在的な能力は高いのに結果として合格が届かなかったときは準備が足りていない。

父、母の意識改革に時間がかかった場合などもこれに当てはまるが、幼児教室の先生のアドバイスが大事だと理解するのに時間がかかっている。

信頼できる先生と出会え、アドバイスを即効実行していない。

親も子も素直な子は伸びが早い。

また単純に子供の能力が低い場合もご縁をいただけない。

小学校受験では学校がほしい子供の基準が学校ごとに明確に違う。

ペーパー(知育)、行動観察(人柄、性格、判断力)、運動指示、絵画制作(表現力、情操)、言語(言葉の運用力)などがあるが学校が求める基準まで達していない。

入学してほしくない親

学校が親に問う課題で「学校の方針を理解し従います」と答えなければいけないところを見誤ってこたえる。

学校内でトラブルが起きたときどうしますかの回答で解決策を間違って答える。

学校の方針や校則、ルール、決まりごとは親として従うし、我が子にも守らせるといったことが実行できない親は不合格になる。

学校の方針と我が家の大切とする教育方針が違うならその学校をやめてほかの学校にするほうが良い、親はしっかり教育方針を調べなければいけない。

理想的な子育てが世間とずれている

けじめとメリハリがしつけされていない。叱らない子育てをやりすぎている。

自制心が育っていない。子供のありのままを受け入れすぎている。

のびのび子育てもいいが、していいこと、してはいけないこと、善悪の判断がついていない。

パパの面接失敗

自分に自信がある、社会に貢献し活躍している、プライドが高い人は要注意。

面接の準備が足りてない。学校のことをよく知らない。本命校だけじゃなく併願校のこともきちんと知らない。

女子校の面接はお父さんが合否のカギを握る。

妻から渡されたのまとめられたノートを丸暗記してもだめ。

進学する旨を謙虚な気持ちで、熱意をもって丁寧に率直に答える。


慶應幼稚舎・早実初等部・筑波小学校に合格できた子、できなかった子 お受験の成功は、失敗した親子に学ぶ [ 山岸 顕司 ]
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