1、敵を知り己を知る
怒りとは「自分にはうまくいっていないことがある」という大切なサイン。
無理に抑え込んだり、気づかないふりをしていると、たまりにたまって爆発する。
自分の中にある怒りを認めて、その理由に真摯に向き合うことが大切。
本当に受験に間に合わせたいなら、根気強く教えてあげたほうが効果的。怒られて委縮すると力が発揮できなるのが人間。幼い子なら尚更。それは自分でも気づいているはず。
キレてしまう本当の理由は子供が自分の思い通りにならないことに対する苛立ち。
子供が思い通りにいかないと考える深層心理には強すぎる母子一体感(子供と自分が一心同体のように感じる)がある。
母子がこのような心理になるのは自然なことだが度が過ぎると子供に意思があることを忘れてしまう。
子供と自分は別人格と認めることでかなり冷静になれる。
2、志望校合格の価値を絶対視しない
志望校に合格しないと、この子の人生は終わってしまうと思いつめない。
思いつめると心に余裕がなくなってしまい、キレてしまう。
小学校受験に失敗しても、大した問題じゃないと言い聞かせる。
小学校は義務教育のスタート地点に過ぎない。落ちても公立にいって勉強することができる。その後の人生で何回も挽回できる。
3、子供のいいところノートを作る
子供を強く叱ってしまうお母さんは、子供を伸ばそうとするあまり欠点にばかり目がいってしまう。長所がみえなくなっている。長所は必ずあるので受験ではそこを伸ばしたほうが合格に近づく。
1日1つでもいいからいいところをみつけてノートに書く。そう決めておくといいところに目がいくし子供を褒めてやれるようになる。
課題ができなくてイライラしたときもこのノートをみれば優しい気持ちになれる。
4、自分をほめてもらう
小学校受験は親の受験でもあるから、試験日が近づくと親も焦りと不安でいっぱいになる。こうした感情は怒りにつながりやすい。
本来は一番近くにいるお父さんに褒めてもらうのが一番だが、忙しければ、がんばっているねといってもらえるような友人や家族に「直前期、いっぱいいっぱいだったらその時はお願い」と頼んでおく。
5、お母さんを交換する
わが子だと遠慮がないから、何度説明してもわからないとき、なんでわからないの!と爆発してしまう。
同じように受験するお母さんがいたら互いの子を教え合ってみると理性が働いて冷静に教えることができる。
また互いに教え方の情報交換ができて、勉強にもなる。
違う学校を受験するお母さんならライバル心も無縁。ざっくばらんに話ができる戦友ができる。
6、外部委託する
親が何度言ってもダメなことがプロの先生だとあっさりできるもの。親子で難題に取り組んでイライラと摩擦を生むこともなくなる。
7、できない課題は放置する
どうしても今日わからせようとしないで、同じことを3日やってだめだったら1週間後に教える。
怒りを感じたらその原因から物理的に距離を置く。
また子供がリビングで勉強していたらキッチンへたつなど、離れて一呼吸置くとだいぶ落ち着く
8、自分にご褒美をあげる
受験の時期は子供に100%時間を使わなければいけないと思わす、自分の楽しみの時間を持つことも大切。リフレッシュの機会を持つことでイライラの解消につながる。
9、余計な情報は遮断する
教室によっては合格実績を上げるために厳しい指導をするところもある。
これではだめですよ。と叱責されるとどんどん余裕がなくなり、キレてしまう。
お母さんが精神的に追いこまれるなら、あまりいい教室ではない。自分と子供の精神衛生上よくないと思ったらそういう教室から離れることも大切。
受験が近づくと、出題される問題から、合格する子供の傾向、親が着る服に至るまで様々な噂が流れる。それに惑わされて疲れるお母さんも多い。
余計な情報は一切聞かないようにする。
10、話を聞いてもらう
怒りは心の中にため込むと、いつか爆発してしまう。人に話すだけでストレスを和らげる効果がある。
話すことで何に怒っていたか自分で気づくこともできて冷静に対処できる。
話すのは受験から距離のある人がいい。
夫や両親だと、だからやめておけと言ったんだと苦言を呈されて余計苦しむ危険性があるので注意。
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