学校はどんな子がほしいか

小学校の先生の回答を参考にする

面接対策の一つとして、学校側がどんな子がほしいか考えることは重要である。

子どもらしく頭がいい子

頭が回転が良くてユニークな子などと考えがちだが

とある小学校の先生の回答は「学校の教育を理解してくださる両親の子供をとりたい」とのこと。

両親の、勉強しようとする学校への関心の度合いが想像以上に重要だということがわかる。

入学後の親の影響

大学まで続く私立の場合、入学を許可するということは両親との長い付き合いの始まりを意味する。学校側にしてみればその学校の教育に関する両親の理解度が深ければ深いほど良い関係が築け良い教育ができるので都合が良い。

一方学校と親の意見が違っていれば何かにつけて意思統一ができず、批判的な言論が多発して子供に悪影響が及びかねない。

学校側としては極力未然に防ぎたい事態。

私立学校はレベルを一定の線以上に保とうとして選別を行うのだが、同時に父兄もその学校に相応しいあるレベル以上であってほしいと考える。

万が一そうでない親子の入学を許可してしまうと、子供はこれからの教育次第でどうにかなるにしても親のほうは根本的に考え方が違うので、どうにもならないということになる。

優秀な子ならいいのか

受験する側の論理で物事を考えがちだが、相手の立場になって自分だったらどのような子供、両親に来てほしいか考えてみるといろんなことが見えてくる。

必ずしも特別に優秀な子供をとりたいわけではないことがわかる。

一人だけ突出してできていても授業を進めていく場合、一人だけ遅れているのと同じくらい先生にとってはやりにくい状況になる。

面接で重要視される3つのこと

人柄

謙虚な中にもしっかりとしたものを持っている両親が、学校側が期待する両親像。

志望動機

家庭の教育方針と学校の教育方針がどのように共通点を持っているか、両親、兄弟、親類がどの程度ゆかりがあるか、その深さによっては学校教育方針に対する理解度を今更確認するまでもなく、学校側も安心感、親近感を持つことはあり得る。

家庭環境

人間の将来は幼児時代の環境によって決まるとまで言われるが、それは温かく幼児を育む環境を指している。けして地位や財産の有無を問いているのではない。

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引用:有名私立合格の秘訣 大岡成美

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