小学校受験関連本で私の中のトップ3に入る大好きな本です。
名門小学校受験合格する「家族力」 (Yell books) [ 浅木真里 ]
役に立つところはすぐ付箋をする癖がある私ですが、付箋が多すぎる。
大学受験を見据えたやりかたを紹介してくださっています。
我が子も今は小学校受験ですが、最終的には大学受験だと思っているのでとてもためになる本でした。
小学校受験、中学校受験でねつが入るあまり子供をおさえつけて受験させると合格はするが入学後成績はさがる。大学受験まではもたない。軌道修正に数年かかる。この内容を見たときハッとしました。気を付けようと。
興味持ちすぎて著者のこと検索してしまいました。
レビューとかみて買ったわけじゃなく、受験本あればすぐポチリ👆してしまうのでこの本と出会えたことはとてもよかったです。
以下気になるところを抜粋
学習環境
子供の才能が伸びる環境は子供のと楽しみながら学べる環境
身近なものを利用して楽しみながら対策すると子供の知識はぐんぐん吸収される。(ex、数を数えるのにミニカー、かわいい動物の絵がかいてあるけしごむ、自分で公園に行って拾ったどんぐり)
小学校受験を通してもっと小学校で勉強したいなと思える経験をさせてあげる。
勉強を楽しめる子ほど結果をだせる、それは大学受験まで続く。
小学校受験突破のみを目標とすると不必要な叱責をしがち。模試の結果が悪かったり問題を間違えたとき、叱ることで一時的に子供をコントロールできるがあとに続かない。
また記憶する情報に対して好きだ、興味があるというレッテルをはると脳の機能を高めることができる。結果、しっかりと理解し思考を深めることができる。(脳科学的にも証明されている)
何気なくとった態度が子供を悲しませやる気を奪う可能性がある。子供の理解力の乏しさに落ち込んだり責めない。どうやったらできるようになるか、どう子供に接すれば勉強したいという気持ちにさせられるかを考える。
自己肯定感
自己肯定感は幼少期の親子関係が良好なものであればあるほど、強固なものになる。つまり幼少期の親子関係が、十年後子供の成績に大きく影響する。小学校受験においては子供の自己肯定感を育むことをも目的にする。
自己否定する性格は「だからあのときいったでしょ、本当にあなたはダメな子」と口にしたり、心配しすぎて不安げな表情で寄り添うことでつくられる。
子供が問題を間違えたときに叱責したり、志望校にご縁をいただけなかったときに子供以上に大人が落ち込むと子供の自己否定感が強まる。
子供がつまづいたとき子供と一緒に解決策を考え、黙って見守る、何が起こっても冷静に受け止められる心の強さを持つ。
学業の出来不出来に一喜一憂しすぎない、結果が思わしくないと親に受け入れてもらえないという刷り込みを子供にしない。
両親の何気ない一言で子供のモチベーションに大きな影響を与える。
小学校受験の合格基準
小学校受験において絶対に必要になる条件、それはお話が聞ける子
お話が聞けない子はどれだけ志望校対策しても合格できない。
教える側のアイディアと粘り強さでお話を聞けるようトレーニングする必要がある。
単にお話を聞きなさいと注意することでは効果が低い、お話を聞くことでメリットがあることを感じさせるようにする。
話を聞いていなくても、お願いしたらもう一度問題を教えてもらえるという誤った学習をしないこと。
ゴールを明確にする
新しい課題に取り組む際はやみくもに問題集をとかせたり、ドリブルの練習をするのではなく何をどのレベルまで仕上げればよいか把握する。
年長児であれば把握した内容を伝える。
問題集を8割できるようにする、ドリブルを連続10回できるようになど教えてあげることで子供も目標を持つようになる。
模試や、塾内のテストを受けるたびに受験に対しての自覚をもたせる。
今取り組んでいる課題をクリアしなければいけないという認識を持たせる。課題のゴールがどこにあるかを認識させることでつらい時も踏ん張ることができる。ゴールに到達したときに達成感を味わうことができる。
著者のHPhttps://www.hiiragi-kai.com/
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