小学校受験におけるブラックボックス/魔法の箱

小学校受験において難易度の高いブラックボックス・魔法の箱と呼ばれる問題。

最初見たときはえ?こんなの幼児にわかるのと思っていました。

わが子の場合ですが最初解くとき問題の意味すらわかっていませんでした。

ある程度慣れさせておかないとぶっつけ本番では厳しい問題だなと思いました。

大人も一緒に考えると頭が鍛えられるような気がします。

ブラックボックス・魔法の箱

下記のような問題が色々な学校で出されます。

△を通ると数が1つ少なくなります。○を通ると2つ増えます。○はどうなりますか。(白百合学園入試問題より)

簡単な問題だと数の変化ですが、回転がかかったりしてより複雑化した問題もあります。

出題の意図

「考える力」をみている。

どんな変化があるかは説明されず、自分で変化を見つけ出さなければならない。

法則を見つけない限りは解けない。問題を通して思考力をみている。

どうやって練習していくか

ある程度はパターンがあることを知っておくためにたくさんの種類の問題を解く。(ある程度数をこなせば難問以外は対処できる)

どう変わったかを言葉で説明できるようにしておく。

高度化するとパターンだけでは対処できないこともあるが、「どう変化するか考える」ということをしておけば答えを導き出せるようになる。

また倍になるなど普通に出てきますが子供にとっては難しいので「はんぶんこ」といいかえたりして表現をやさしくして教える必要があります。

最近の傾向

入試問題がパターン化してくるのを避けるため同じ問題でも逆から質問してくる。

ただの問題でも逆から問うと難しくなるので、親に余裕があれば常にプラスアルファで逆からの質問をしてみる。

数、しりとり、鏡映像、マス目の移動等、逆から問うと難しくなるのを利用して、思考力が試されている。

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