不合格から学ぶこと~1~

自分の子に合わない学校を志望したケース

親から有無を言わせない圧力をかける。

暗示にかけるように特定の学校だけをすり込ませる。

選択の余地が1校あるいは2校程度しか見せないで、学校といえばあそこ、としか反応させなくした。

上記のように親のエゴとしか思えない強要の仕方で子供の実力や性格を無視して受験させた場合。

学校選択に無理がかかって落ちる可能性のほうが大きいのに幼児教室の先生などから指摘されても公立に行きますと言ってしまう。

しかし実際は公立を軽視していて志望校への夢がかなわなかった現実に直面したとき慌ててオロオロする。

子供の特性や実力をよく観察し、本人の意見も聞き入れ冷静に学校選択を行う。

親の思い通りにはいかなくなるということもある。

本人の意見を無視して受験させたケース

入試説明会や学校見学会などを利用して子供をいろんな学校に連れて行って自覚を促すことはよかったが、出願にあたっては本人の意見を聞かなかった。

子供自身は本当は遠くへ行くのが嫌で公立のほうがよかったと思っていた場合。

自分の意見が認められなかったという反抗をしているのかもしれない。

まだ間に合うなら今一度どこへ行きたいかか聞いてみるとよい。

学校選択を間違えたケース

一校目がおちるとクセがついて、それ以降は雪崩のように連続して不合格になる場合。

落ちグセともいわれる。

一校目に縁がなかったとしても異なる受験タイプの学校を1つ挟めばよいがそれをエントリーしなかったばかりに取り返しのつかない状態になる。

親が足を引っ張ったケース

結果は子供に来るが実は親が原因で落ちることもある。

いくら子供が頑張っても総合評価の7割、あとの3割は親の責任。

説明会の出席、事前アプローチ、願書の記入、保護者の面接など子供の後押しがしっかりできていたかは合否に大きく影響する。

縁がなかったのを子供ばかりに押し付けない。

学力試験ではできているはずなのに拒否された場合、その原因のひとつは親の面接かもしれない。

すべての面で落ち度が見当たらないのに不合格になった場合は家族の雰囲気、考え方が学校の校風に合っていなかっただけ。

最悪の場合を想定していなかったケース

受験前の親は良い方向に良い方向にと考えている。

もちろん前向きな考えは必要だが、ダメだった場合をきちんと考えておくことも必要。

ダメなってからじっくり考えるとしていても実際は取り乱し、混乱する可能性は大きい。先に進んでいかなければならないのに立ち止まって結果が出てしまったあと、後ろばかり振り返る。

いざ受験の真っただ中にいると冷静さを失う。

次に何をすればいいかマップをあらかじめ作成しておいてそれに従うことで安心できる。

きちんと道筋を立てとかないとオロオロしたまま流され、むなしい敗北感だけが残る。受験シーズンが終わってもいつまでも引きずる結果となる。

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福澤晃典著
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